■用語解説 / 索引                
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な行 は行 ま行 や行 ら行

は行
発育阻止帯 [Growth-inhibitory zone]
→ 発育阻止円ともいう。抗菌物質の効果が周囲に及び、ドーナツ型に生成した菌の発育しない部分。
ハロー [Halo]
→(⇒発育阻止帯
ハロー法 [Halo test]
→ 菌を36℃で24時間培養し、試料周囲に発育阻止帯ハロー)が出来るか否か、またその幅の大小により抗菌・抗カビ効果を観察する評価法。[関連規格JIS L-1902]
バイオロジカルクリーンルーム [Biological cleanroom]
→ 医療施設、製薬工場、食品産業などで、浮遊塵芥と共に細菌など浮遊微生物の除去を目的としたクリーンルーム。研究施設内の有害細菌や遺伝子操作した生物などを物理的に封じ込めるための管理空間をバイオハザードルーム(Biohazard room)といい、封じ込めのレベルには危険度に応じてP1〜P4(Physical containment=物理的封じ込め)、またはBL1〜BL4(Biosafety Level=生物学的安全レベル)がある。
パーティクルカウンター [Particle Counter]
→ 浮遊微粒子を測定する計測器。一定流量で吸引した空気にレーザー光を照射し、微粒子にあたった散乱光を電気信号に変換して粒子の大きさと数を求めるものが一般的。
表面固有抵抗率[Specific Surface Resistivity]
→ 材料表面の電気絶縁性を示し、単位面積あたりの抵抗を表す(Ω/□)。一般に表面固有抵抗率が1012Ωレベル以下であれば静電気が発生しにくい(帯電防止)と評価できる
ファンフィルターユニット[Fan Filter Unit]
→ 同一ハウジング内にファンとフィルターを収めたもの。FFUと略称する。
フィルム密着法
試料表面に菌液を滴下、ポリエチレンフィルムで被覆したのち35±1℃、湿度90%以上で24時間培養、対照試料上の生菌数との増減値差を対数により求める。[関連規格JIS Z2801]
フロン
→ 炭化水素に塩素やフッ素が結合した化合物の総称で、正しくは「クロロフルオロカーボン」。無色無臭、熱的にも化学的にも安定しているため冷却器の冷媒、ウレタン用発泡剤、化粧品用エアロゾル、電子部品の洗浄剤などに利用されている。オゾン層破壊の原因となる特定フロンは生産中止となっている。
ブリード [Bleed]
可塑剤などがプラスチックの表面に滲出したり、拡散浸透により接触する他の物質表面に移行、汚染すること。
プラスチック [Plastics]
→ 合成樹脂材料の通称。本来、熱可塑性樹脂(Thermo plastic resin)を指すが、一般に熱硬化性樹脂(Thermo set resin)を含めて使われる。
防炎性能試験登録番号
消防法施行令第4条の3に定める試験方法により(財)日本防炎協会が法に定める基準に適合する防炎性能をもつと認める防炎物品を登録する番号。
防炎2級
→ 建築基準法施行令第136条の4により、建築工事用シートについて日本工業規格の「建築物薄物材料の難燃試験方法」が定める防炎2級合格が義務づけられている。[関連規格 JIS A1322]
防炎ラベル
消防法施行令に従って審査に合格した防炎製品に対して(財)日本防炎協会が交付するもの。防炎ラベルを製品に貼付することの出来るのは、消防庁長官により「登録表示者」として登録認定を受けた者に限られている。
ポリ塩化ビニール [Poly Vinyl Chloride]
→ エチレンと塩素を原料とする塩化ビニールモノマー(CH2=CHCl)を重合して得られる熱可塑性樹脂。加工性、耐候性、耐薬品性などに優れ、比較的容易に難燃処理が可能なため、パイプ、窓枠などの建材、電線被覆材、合成皮革、ビニールハウスなど広く使用される。

ポリマー [Polymer]
モノマー(単量体)を重合して得られる分子量の大きな化合物。

 

※この用語集は本ホームページ上で紹介するアキレス製品の理解の一助となることを目的として作成したものであり、一般的な学術用語の解説とは異なる場合があります。